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「ポツ袋」販売開始しました

お年玉を入れる「ポチ袋」。この「ポチ」には、「小さな」「少ないですが」という意味があり、漢字では「点袋」と書くそうです。

「それなら!」と思って作ったのが、点々(ポツポツ)で描かれた「ポツ袋」。お年玉袋に、また年始以外でも、ちょっとした物やお金を手渡す時や、小物の保存袋としてご活用ください。

一点ずつ手描き、手作りしています。絵柄のモチーフは「2021」、お目出度い「松竹梅」と「七宝」、干支の丑は、新型コロナウィルス感染症が落ち着くことを祈願しての「赤べこ」です。

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「赤べこ」は、福島県会津地方の郷土玩具で、赤い牛の張り子人形です。牛の体に斑点が描かれていて、それは感染症の一種「痘(とう)」を表していると考えられているそうです。

近代以前の長い期間、世界中で最も恐れられていた感染症の一つに「天然痘」がありました。イギリスの医学者ジェンナーが、牛から採取した「牛痘」を天然痘のワクチンとして使用したのが18世紀。ジェンナーはその功績を称えて「近代免疫学の父」と呼ばれています。

しかしその千年も前から、「病気でブツブツができた牛を、それでも大切に世話していると、その人は恐ろしい疫病(天然痘)にかかりにくい」ということを東北の人たちは知っていたのかもしれません。そして「おもちゃ」という形で、子孫に伝えていったのではないでしょうか。

どことなくユーモラスな表情や、揺れる首にも面白さを感じる人気の民芸品「赤べこ」ですが、先人たちの知恵と祈りの気持ちもまた、私たちを勇気づけてくれます。